ミラーレス一眼カメラで撮影した時に大事な画像データ。
ミラーレス一眼カメラではその画像データはSDカードに保存されます。
そのため、ミラーレス一眼カメラではSDカードは一番最初に揃えるべきアイテムです!
SDカードって聞いたことあるけど、、、
たくさん種類があって選び方がわからない、、、
そう思っているミラーレス一眼カメラ初心者の方に向けて今回はSDカードの使い方や選び方をご紹介していきます。
SDカードって色々種類があるの?
1.大きさ
・SDカード
・microSDカード
SDカードって2種類あるって知ってました??
主にカメラやパソコンに使われている、24mmほどのSDカードと
ゲーム機、GoProやスマートフォンなど小型機器によく使われている、11mmほどのmicroSDカードの2つの大きさがあります。
microSDカードにはSDカード変換アダプターが付属してくることが多いです。
このアダプターを使って、microSDカードに入れたデータをSDカードとしてパソコンに接続し、確認や編集などできるようになっているのです。
α6400では大きい方のSDカードが使用できます!
microSDでも変換アダプターを装着することで使用できるので安心してくださいね。
2.容量
SDカードの表示を良く見て見ましょう。
『SDカード』『SDHCカード』『SDXCカード』『SDUCカード』の4種類の規格があることがわかります。
発売当初は最大2GBだったようですが、時代の移り変わりとともに扱うデータも大容量になってきたため、規格を増やすことで容量を拡張したようです
これは容量によって以下の画像のように分けられています。
SDHCカードまで対応やSDXCカードまで対応など、使う機器によって使える規格(=容量)が決まっているのでSDカード購入前には対応規格の確認が必要!!
ちなみに、Nintendo switchは『microSDXCカード』まで使用できます。
α6400では『SDXCカード』まで対応しています。
※α6400で動画撮影(4Kも)をされる方はSDHCかSDXCカードが必要なので注意です。
(動画は容量4GBまでのSDカードは対応していません。写真のみの場合はSDカードでもOK!)
僕はRAW+JPEGというファイル形式でSDカードへ記録しています。これはRAW画像とJPEG画像が同時に保存されるファイル形式になります。
この設定で僕が実際に撮った写真の容量を確認してみました。
RAW画像(上写真でARW)が24〜25MB、JPEG画像が11〜17MBでした。1枚の画像で約30MBを使用していました。
これより僕の使い方では16GBの容量で約530枚くらいの画像がSDカード内に保存しておくことができます。
なので写真のみの人は32GB以上、動画撮影もするよって人は64GB以上を選ぶことをおすすめします!!
SDカードの容量がなくなってしまうと、追加で撮るために画像の削除をしなければいけません。
せっかく撮った写真を消してしまうのは心苦しい、、、
こうならないためにも、SDカードの容量はケチらない方が良いですよ!!!
こまめにパソコンや他のHDDに移動できるよって方は、安さ重視で最低限の容量でもいいかもしれません。
僕は32GBを使っています!!
3.速度
SDカードには3つの速度の指標があります。
①最大読み出し速度
SDカードの転送速度の指標です。
速度が速いとパソコンなどへ転送する時間が短縮されます。
単位を見てみると、○MB/sとなっていますね。
これは、「1秒間に最大○メガバイトのデータを転送できますよ」という意味です。
②最大書き込み速度
カメラ本体からSDカードへ書き込める速さの指標です。
速度が速いほどSDカードへの多くのデータを記録できるため、連写や動画撮影に強くスムーズな撮影ができます。
これも読み出し速度と同じように単位が○MB/sとなっていて、
1秒間に最大○メガバイトのデータを書き込めますよ」という意味ですね!
③スピードクラス
動画撮影時に必要な最低限保証されている書き込み速度の指標です。
動画撮影を考えている方は、この指標は必ず確認する必要があるでしょう。
スピードクラスは以下3種類あります。
・SDスピードクラス
・UHSスピードクラス
・ビデオスピードクラス
UHSスピードクラスだけ数字=最低保証速度ではないので混乱しちゃいますね、、、
難しい方は、α6400での動画撮影は4K 60MbpsでClass 10(スピードクラス)、U1(UHSスピードクラス)以上、4K 100MbpsでU3(UHSスピードクラス)以上を使わなければならない!とだけ覚えておきましょう。
α6400におすすめのSDカード
上記の選び方を踏まえた上で、僕のおすすめのSDカードをいくつかご紹介します。
SanDisk
SanDiskはカメラユーザー御用達のアメリカを代表する記録メディア製造メーカーです。
特に性能や品質の評価が高いことで有名です。
耐久性や耐衝撃、高いセキュリティ性能、データ破損の対応などカメラにおいて重要な記録したデータの防御力が高いため、やや高価ではありますがカメラユーザーへの信頼が厚いです。
『カメラのSDカードと言ったらSanDisk』という人もいるくらいです
Transcend
耐水性・耐衝撃性・耐X線など、どんな環境下においても使用できることを謳っています。
また、価格が他のメーカーと比べて安くコストパフォーマンスに優れたSDカードを販売しています。
SONY
実はSONYからもSDカードが発売されています。
SONY純正品となるため、α6400との相性は言うまでもありませんね。
速い読み出しスピード、高い耐久性、防水、防塵などデータの破損防止の機構が揃っていてハードな現場でも活躍できる仕様で安心して使用できます。
初心者のためのSDカード選び方まとめ
今回はミラーレス一眼カメラ初心者の方に向けて、SDカードの選び方を紹介しました。
SDカードはAmazonや家電量販店で見ても様々な種類がありどれがいいかわからない人も多いと思います。
SDカード選びで重要なのは、容量・スピードです!
信頼できるメーカーで選ぶにしても、安いSDカードでコスパを重視するにしても、容量・スピードでSDカードを選択することで失敗は少なくなると思います。
この記事があなたのSDカード選択の参考になると幸いです。